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5.212018
社会課題に取り組む教育としてSDGsを学ぶ!/聖学院中学校 ~SDGsワークショップ開催報告~
◆聖学院中学校(2018 年 5 月実施) 参加人数:約 150 名 (5クラス、3回設定)
2018 年5月、聖学院中学校3年生約150 名を対象に SDGs ワークショップを開催いたしました。 聖学院中学校ではクエストエデュケーション(全国の小中高生が、実在の企業や社会、先人を題材に答えのない課題に取り組む活動)に取り組んでおり、年に一度の大会に向けてグループごとに取り組んでいます。
仲間と共に話し合い、考え抜き、生み出した探求の成果を、社会に向けて発信する。今回は、そんな取り組みの一環としてSDGsゲームを採用していただきました。
尚、聖学院中学は過去(2015年)のクエストカップ 「企業プレゼンテーション部門」でグランプリの実績もあるとのこと。
社会科の日野田先生が、弊社の SDGs カードコーチング体験会にご参加くださったのがきっかけとなり、今回の開催となりました。
会場は学内に2015年にオープンしたFuture Center。3回とも時間通りに未来の元気なリーダーたちが集まりました。1、2回目は2クラス合同で2世界ずつ、3回目は1クラス1世界で、2~3名が組みになり12~14チームでのゲーム。クエストカップ・グループワークの仲間です。
「SDGsって言葉聞いたことある人―」の声に手をあげたのは150人中2~3人。
SDGsという言葉は今まで聞いたことなかったけど、「ゲーム」という言葉に、ワクワクが止まらない生徒たち。ゲーム説明の最中も少しザワザワ。
限られた時間のため、普段より速いスピードでゲームの説明をさせていただきましたが、生徒たちの理解の速さには感銘を受けました。スタートの合図と同時に事務局にどっと押し寄せます。
各世界とも、前半は経済先行の結果でしたが、後半世界の状況メーターに気づく生徒の声掛けで
何とか環境や社会をよくしようと交渉が始まり、あともう一息というところまでの世界も。
最後に先生からの言葉。
「小さな行動が世界のいろんな状況につながっている。この授業から、きみたちの行動が未来の世界の状況を変えていく事を考えるきっかけとなって、ぜひ良い未来を創って欲しい。」と。
生徒のアンケートでは「世の中は自分1人だけで生きて行くんじゃなくて、みんなが協力すれば世界を救える時代なんだということが心に残った」「2030年の地球の未来を創っていくのは僕たちの一つ一つの行動とそれに対する努力が必要なのを知りました。」「日本はとても豊かな国だと思った」など、いろいろな気づきが書かれていました。
また各ご家庭でワークショップの事を話してもらい、保護者の方からも「カードの中に社会があり、経済の矛盾点なども息子が説明していることにとても感心しました。素晴らしいと思います。」「子どもはとても興味を持って取り組めたようです。色々説明してくれました。これからの時代は考えて取り組み発信することが重要になってくるので、このようにワークショップを数多く取り入れて行って欲しいです。」など嬉しいコメントをいただきました。
私たちもたくさんの生徒や先生方との交流を通じて、皆さんのこれからに関われたご縁を大変嬉しく思っております。これからも、多くの方々が自分の中に持っている「夢と力」に気付くワークショップを継続して開催して参ります。
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